ビア缶チキン作った
外でビア缶チキンというやつを作った。 丸鶏のお尻にビールの缶を刺して蒸し焼きにするやつである。
ええ感じや pic.twitter.com/JWK2KzHE9m
— おはぎぎ (@ohayo_ohayo_) 2021年2月28日
それなりにうまくできたので記録しておく。
経緯
定期的にやってるアウトドア活動の予定があり、前日に適当に買い物に行ったらスーパーに丸鶏が安く売っていた。 以前COCOCOROチャンネルで見たビア缶チキンのことを思い出し、やってみることにした。
下準備
だいたい上の動画を参考にしている。 材料は以下。
- 丸鶏 950g
- 塩 9.5g
- 丸鶏の1%程度
- すりおろしたにんにく 2片
- 動画では1片だったがにんにく多いほうが良いだろと思って増やした
- こしょう 適量
- その他スパイス類 適量
頭はなく、お尻の部分も切り落とされていたのでその辺の処理は不要だった。 必要あれば動画を見て欲しい。
ちょっと残っている内蔵を取る。 内臓が残っていると臭みとかあるかもしれないらしいので。 お尻の方から適当に手を突っ込んでいい感じになるまでガリガリやる。 ここで手袋とかあったほうが良かったことに気付く。
胸側の首元にある鎖骨っぽい部分*1を取る。 邪魔なので。 触ってみるとY字になっている感がわかる。 骨に沿って切れ込みを入れて手で抜く。 包丁の出番はここまで。
フォークとかミートテンダライザーとかで全身を刺していく。 筋が切れて食感が良くなったり味が染み込みやすくなったりする。多分。 形状的にミートテンダライザーよりもフォークのほうがやりやすかった。 割と肋骨が折れそうでなんか怖い。
味付け。 塩→こしょう→にんにく→スパイスの順で全身に揉み込む。 塩以外はノリでいっぱい使った。 にんにくの水分でスパイス吸着するみたいな感じらしいが、順番はそんなに重要ではなさそう。 内側はあまりやる必要なさそう。骨なので。 ささくれに染みて痛かったのでやっぱり手袋があると良いと思った。
頭側の皮を引っ張って爪楊枝で留める。 内側をビールで蒸すので、蒸気が漏れないように閉じておくイメージ。
手羽先の部分をぷらぷらしないように固めておく。 チキンウィングアームロックというらしい(動画参照)。 説明が難しいので下の画像を見るか動画を見て欲しい。
ここまでを前日夜にやっておく。 後半は画像が少なかった。
当日
あとはだいたい焼くだけなのだがちょっとだけ準備が必要。
- 350mlの缶ビール 1本
- 100均の使い捨てアルミ皿
- なかったのでパウンドケーキ型で代用
- サラダ油 適量
缶ビールは半分くらい飲んでおく。 全部は必要ないので楽しくなっておきましょう。
アルミ皿に切れ込みを入れてスタンド代わりにする。 安定感が上がるのと鶏の脂が溜まるっぽいがあまり実感はできなかった。
表面にサラダ油を塗っておく。 焼き上がりに影響するっぽい。
お尻に缶を突っ込んでセット完了。
アルミホイルでぐるぐる巻きにして焚き火台の上に置く。 このまま適当に1時間半くらい放置。
たまに脂が垂れて炎上したりするけど割と放置。 アルミホイルが風でめくれそうだったので追加で巻いたりした。
お尻から缶を抜くのは共同作業なのでやった感が出る。
後は切り分けるだけなのだが、存外難しい。 モモ・胸・手羽 あたりを左右で6つに切り分けるつもりだったが、手羽元の肉が胸の方についてしまったりした。
感想
味付けや火の通りは問題なく、胸もパサパサになることなくいい感じだった。 皮がもう少しパリッとするとより良かった。今後の課題としたい。
鶏の体についての理解度が増したので今後に生かしていけそう。 いずれは豚とか他の動物の丸焼きや解体もやってみたい。
*1:叉骨というらしい。大体合ってた。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%89%E9%AA%A8